google+ (グーグルプラス)が今日から一般公開になりました。
google+というのは、googleが提供するSNSサービスです。

2011年6月28日から今まで3ヶ月ほど、昔のmixiのように招待制でテストを行っていたわけですが、
それがとうとう本日9月21日に一般解放され、誰でも参加することができるようになったわけです。

僕は1ヶ月くらい前から使ってますが、結構使いやすいですよ^^
よく、twitterとfacebookの良いとこ取りをしたサービスだと言われていますが、
ほんとその通りだと思います^^

Circles(サークル)という友達のグループ分け機能や、トピック共有ツールのSparks(スパークス)、
そしてビデオチャット、Picasaウェブアルバムとのリンクといった機能がありますが、
使い方はtwitterとfacebookを使っていれば、似ているのですぐ慣れます。
スマートフォンアプリも既に出ていて、twitterやfacebookのアプリよりも使いやすくなっています。

twitterのように文字数制限はありませんが、facebookのように友達に申請して承認してもらう必要もありません。
一方的にフォロー出来て、文字数を気にすることもないわけです。
より自由度が増した感じがしますね^^

主な使い方は色んなところで説明されているますが、この辺を見ればわかると思います。

基本的に、普通にSNSで遊ぶ分には一つのSNSで十分かなあと思いますが、
僕がgoogle+も使おうと思ったのは、『Picasaウェブアルバムとのリンク』です。

写真の保存が便利になるかなあと思ったわけです^^

Picasa(ピカサ)とは?

picasaというのは、googleが提供する、無料の写真・ビデオ管理サービスです。
(近々、Google Photosに改名するという話もあります)
デスクトップ版とクラウド上に保存できるwebアルバムがあります。

picasa web アルバムを単体で使う場合は、容量と保存サイズに制限があって、
まず、800×800 ピクセル以内の写真や15 分以内の動画の場合は容量無制限で保存できます。
それを超える写真や動画は、1GB分までなら無料でアップすることができます。

もし保存容量の制限に達した後、サイズ制限を超えた写真をアップロードすると、
自動的に(長い辺が)800 ピクセルにサイズ変更されます。

サイズが大きいものが多くて、1GBの無料容量分を超えてしまう場合は、
有料で容量を追加することもできます。

google+に登録で、写真サイズの上限が大幅アップ!

それでもまあまあ便利なのですが、
google+に登録するとpicasaがパワーアップします!

保存容量の制限が1GBというのは変わりませんが、写真のサイズ制限が、
800×800 ピクセルから2048×2048 ピクセル以内までに増えています。

そして容量を超えた後にそれ以上のサイズの写真をアップした場合、
自動的に変更されるサイズも2048×2048になります。

この仕様が何を意味するかというと、
スマートフォンで撮った写真が容量無制限で保存できるということです!

僕の場合、スマホのカメラアプリで撮る写真は1632×1224ピクセルで、
カメラアプリの標準もこのサイズなのですが、picasaを単体で使っていると
800×800 ピクセルから超えてしまうため、1GBの無料容量を使わなければなりません。

スマホの写真はたくさん撮りますので、普通に使ってたら
すぐに容量を超えてしまいますね^^;

でも、google+に登録することで、スマホの写真に関しては
心配する必要はなくなりました。

もちろん、スマホだけじゃなくて、カメラで撮った写真に関しても条件は一緒で、
PC上からアップすることができます。

一眼レフで高画質の画像を大量にアップしたい場合は、
有料プランが必要ですね。

仕様に関する詳細はこちら。

google+のスマホアプリで、自動的にアップロードさせる

iphoneの方はわかりませんが、google+の公式アプリは
すでにandroidマーケットにアップされています。
デザインもクールになっていて、使い勝手もバッチリ♪

facebookの公式アプリは、例えば貰ったコメントの
詳細を見ようとすると、途中からブラウザを
立ちあげる必要があります。
そういうのもあって、facebookアプリって
まだまだ不完全さを感じるんですよね^^;
(早くアップデートを望みます><)

その点はgoogle+のアプリ内で見れますから、
操作感を失うことはありません。

そんなgoogle+アプリですが、
インストールして初めて立ち上げた時、
「インスタントアップロード」の設定をどうするか聞かれます。

“インスタントアップロード”というのは、
撮った写真を自動的にpicasaにアップロードするという機能。
後で写真をアップしたりする必要がなく、結構便利なんです^^

インスタントアップロードは、
写真をアップするタイミングを決める設定があって、
以下の3種類から選べます。

  1. Wi-Fi/モバイルネットワーク
  2. Wi-Fi経由のみ
  3. インスタントアップロードを無効にする

初回起動時に決めますが、後から変更することも可能です。

1は、説明した通り、撮った写真を
すぐにアップロードするという設定です。

一番便利ですが、気をつけたいのは、
3G回線でもアップするということと、
アップすることにも電力を消費してしまうということ。

パケット代を節約している人は、この設定をしてはいけないですね^^;
電力を使うというのは当たり前ですが、毎回アップするとなると、
外出先でバッテリーの減りが早くなると死活問題です。
よく写真を撮る方は、予備のバッテリーは必要ですね^^

2は、3G回線を使ってアップしたくない場合に設定します。
僕はこの設定にしています。

3は、無差別に写真をアップしてほしくない場合です。
選んだものをアップしたい場合や、もしくは
変な写真を撮ってて、家族に見られたくないという方は、こちらの設定ですね^^;

ここで、実際にインスタントアップロードを使ってみると、
「プライバシーが筒抜けなのではないか?」という心配が出てくるかもしれません。

なぜなら、

「インスタントアップロードから新しい写真が追加されました。」

というメッセージがgmailやgoogle+の通知エリアに出てくるわけですね^^;

これを見ると、picasaにアップしただけなのに、google+上でみんなに見れるんじゃないか?
写真を撮った瞬間からそこまで一直線で行ってしまうとイメージしてしまうわけです。
しかも、google+のアプリの「写真」のところで写したばかりの写真が見えますし、
自分のPCからgoogleアカウントにログインしたら、その写真が見えるわけです。

でも、それは心配ありません。
アップしただけでは「非公開」に設定されているので、自分にしか見えないので大丈夫です。

Picasaに写真を預けることのメリット・デメリット

picasaを使うことには、メリットもデメリットもあります。

メリット

まずメリットを挙げると、picasaは単に写真ストレージにすることを考えても便利です。
とにかく写真をため続けられるので、災害にあって何もなくなってしまった場合でも、
思い出の写真を残すことができます。

そして次に、google+との写真共有。

picasaからgoogle+のストリームへドラックアンドドロップで共有できますし、
アルバムを作成して、そのアルバムをサークルを限定したり、個人を限定したりして公開することもできます。
google+でコミュニケーションが活発になれば、かなり楽ですね^^

デメリット

次にデメリットを挙げてみると、もし何らかの原因で
googleアカウントが解除されてしまった場合、
預けている写真も全てなくなってしまう可能性があるということです。

googleのサービスって色々ありますよね^^
アドセンスやアドワーズ、gmail、ユーチューブもそうですし、
そのどこかで、自分は何もしてなくても何らかのとばっちりを受ける可能性もないわけでもありません。
写真をストックしていたら、結構なリスクですよね^^;

そういう可能性もあるので、僕の場合はgoogle+とpicasaは
専用のアカウントでやってます^^
そして、定期的にDVDにバックアップもとって、
メディアとクラウドの両体制で持っておけば、
どちらかがなくなっても写真は残りますからね^^
将来的にはNASの利用も考えてます。

それがめんどくさい場合は、Flickrの有料版を使うのも手ですね。
月々の支払いは発生しますが、写真ストック専門ですし、お金を払っていますので、
そのようなリスクは発生しません。

そしてもう一つデメリットがあって、それは情報流出の可能性です。
これはgoogle+に限ったことではありませんが、クラウドに預ける以上、情報流出の可能性も視野に入れなければなりません。

あくまで万が一のケースですが、あまり変な写真はアップしない方がいいかもしれませんね^^;


長くなりましたが、僕はこのような理由からgoogle+が良いなあと思って始めました^^
写真のストックって大事だと思いますが、どうでしょうか?