一昨日から急にパソコンの調子が悪くなりました。
前ぶれなく急に再起動したり、そうかと思ったらまた再起動して、
今度はフリーズしたり、パソコン本体から「プープー」というビープ音が鳴ったり、再起動しても画面がつかなかったり、青い画面が出たり・・・
とにかく不安定になったんですね。
これでは仕事になりません><
この場合、原因の一つに静電気が考えられます。
マザーボード(メイン基盤)に電気がたまりすぎると、動きが悪くなるんですね。
特に、冬から春にかけて静電気が増える時期は気をつけなければなりません。
しかし、静電気が原因で上のような症状になった場合、
放電させることで何事もなかったかのように直ります!
メーカーに修理に出すと、1週間から10日くらいかかると思いますが、
静電気が原因の不具合なら、自分ですぐ直せます。
今回はそれでスグ直りました^^
というわけで今回は、パソコンにたまった静電気を放電する方法を紹介します。
この方法は、パソコンの中を見たことのない初心者でも簡単ですが、
パソコンを開けて一部のパーツをいじる作業ですので、
やる前に鉄などを触って、自分に貯まっている静電気を放電させておいて下さい。
これ、大切です^^
パソコンは精密機器です。
特にメモリは、ちょっと「パチッ」といっただけで使いものにならなくなってしまいますからね^^;
あくまで自己責任で行って下さいね。
静電気が身体にたまりやすい人は、綿手袋や、静電気防止リストバンドなども合わせて使うと良いでしょう。
1.簡易放電
マザーボード(メイン基盤)の静電気を放電させる方法です。
やる前に、電源ケーブルは抜いた状態にして置いて下さい。
ではやり方です。
- 主電源を切り、電源ケーブルを抜いて、ケースを開ける。
- マザーボードについている100円玉のような形をした電池を外す。
- 電源ボタンを20秒ほど長押し。
- リセットボタンのあるパソコンは、リセットボタンも同じように長押す。
- 電池を元の位置に戻す
”マザーボードの電池”というのは、こういうやつですね。
電池を支えているピンが固くて、素手ではなかなか取れませんので、
マイナスドライバーなどで抑えながら取ると良いでしょう。
これだけでも、ある程度基盤の電気が放電されるのですが、
さらに電源ボタンやリセットボタンを長押しすることで、さらに流れていくようです。
2.メモリを抜き差しする
1だけでも放電されて直る場合も多いのですが、
それでも直らない場合は、メモリを抜き差しするとよくなる場合があります。
メモリ周りにも帯電しているんですね。
メモリというのは、手のひらを広げたくらいの大きさのやつで、
マザーボードにささっています。
上の図の赤い部分、両サイドの白いレバーを同時に倒すとメモリが外れますので、
外したらもう一度差し込みましょう。
メモリが2枚ささっている方は、2枚ともやるとよいですね。
静電気が原因の不具合は、この2つのやり方で大抵復活するそうです^^
このやり方で改善されないなら、静電気が原因ではないかもしれません。
OSの問題だったり、ハード自体が壊れている可能性もありますので、
お使いのパソコンメーカーのサポートに電話してみてください。
最低でも半年に一度はホコリを取ろう
それにしても静電気って、いつの間にかたまっているので厄介ですね^^
そして、それを誘発するのが、ホコリです。
ホコリは電気が帯電しやすい性質があるので、掃除って大切なんですね。
特にパソコンは、びっくりするくらいホコリがたまります。
排気部分やUSBメモリの差し込み口、DVDドライブ回りなど、
見るとホコリがたまっていることは多いと思いますが、
外側だけでなく、ちょっとした隙間からも内部に入っていって、
上の図のように基盤やファンの周りや羽根にたまるんですね。
一度こびりつくと、なかなか取れません。
基盤は細かいですし、へたに触ると故障の原因にもなりかねませんので、非常にやっかいです。
なので、たまにはケースを開けて、掃除機などで吸い取った方がよいですね。
ただし、掃除機だけでは不十分なので、掃除をする時に、細かい部分に空気をシュッと吹きかける、エアダスターが使えます。
エアダスターは、キーボードの中のホコリをとるのにも使えますし、
パソコンのハードのメンテには必須ですね。
最低でも半年に1回くらいはホコリ取りの作業はやった方がよいと思います。