最近、我が家の洗濯機の調子が悪くなっていたんです。
脱水があまり効かなかったんですね^^;
今までなら勢いよく回っていたのが、いつの間にか「お前はメリーゴーランドか!」と突っ込みを入れたくなるばかりの静かさ。
(そこまで遅くはないかもしれないけど^^;)
もちろん、洗濯ものはほぼビショビショです。
我が家で使っている洗濯機は、2003年製造の日立全自動電気洗濯機 NW-42BF形。
2005年くらいに買ったと思うのですが、使い初めて6年くらいは経つし、買い変えても良いくらいなのかもしれませんが、洗濯機にあまりお金をかけたくありません^^;
近所の電気屋を修理に呼ぶと、出張料が3,000円に、修理費が10,000円近くかかるらしいことがわかりました。
それでも電気屋を呼ぶ前に自分で自分でなんとか出来ることはないか色々調べたり聞いたりしていたら、自分で直せる可能性があることがわかりました。
そしてそれを試してみたところ、なんと直ったんです!
今回はその方法を紹介します。
脱水機能を蘇らせる方法
今回試してみて上手くいった方法というのは、洗濯機を横に倒して、洗濯槽の下にあるベルトの張りを調整するという方法です。
洗濯槽の裏側の写真がこれで、右側についているものが問題のベルトです。
このベルトは洗濯槽に動力を伝えるためのもので、脱水機能が効きにくくなったということは、長年使っているうちにベルトが緩んでいる可能性が考えられるんですね。
緩んでいると、歯車がかみ合わないのと同じでうまく洗濯槽が回りません。
一見何が問題なのかわかりにくいかもしれませんが、ベルトが接触している二つの輪がほんの少し近寄っているだけでベルトが緩んでしまっているんです。
指でつまんでみるとわかります。
ちなみにドラム式とか、わりと新しい洗濯機はベルトを使っていないらしいので、もし脱水が上手くいかなくなったら別の症状だと思われます。
でも、古い洗濯機ならメーカーに限らずベルトを使って浴槽を回しているらしいので、調べてみると良いかもしれません。
(洗濯機をひっくり返すのは大変かもしれませんが^^;)
ベルトにひびが入って切れそうになっていたら交換が必要ですが、ベルトの値段は300円程度。
でも、緩んでいるだけならもう少し張るように調整するだけで十分です。
必要な道具
ベルトの張りを直すためには、ベルトに接している二つの輪の距離を調整する必要があります。
そのためには右側の輪を固定しているネジを緩めて輪の位置を右側に動かします。
普通はドライバーを使いますが、洗濯機を長年使っていると、ネジは非常に固いです^^;
ドライバーでは開けられないかもしれません。
(僕の場合は開けれませんでした^^;)
そこで僕が道具で使ったものは、モンキーレンチとCRE-556です。
CRE-556は、固くなったネジの動きをよくする潤滑油のようなものです。
そして、ドライバーよりもモンキーレンチの方が調節してぴったりフィットでき、体重をかけて開けられるのでお薦めです。
ベルトの張りを調整してみる
まず、作業を行う前に空脱水をしておきましょう。
洗濯機を横に倒しますので、水が残っていると濡れてしまいますからね^^;
水を抜いたら、洗濯機を横に倒して裏側が見えるようにします。
その状態が先ほどの写真です。
ネジの位置は輪の上下二ヶ所にあります。
上のネジの前にコードがささっていて邪魔なので、抜いておきます。
CRE-556をネジの周りに少したらし、モンキーレンチの幅を調節して六角になっている場所にはめて回します。
ネジを外すと、このように右に寄せて調節できるようになっているのがわかります。
調節する時、あまりキツキツに張るとベルトにダメージを与えてしまいかねませんので、多少の緩みを持たせるようにします。
右に寄せた後はネジを締めればOKです。
これで脱水機能が復活しました!
ベルトが緩んでいるだけなら買い替えせずに済みますね^^