今年も岩茶房が主催する吉田山大茶会に行ってきました。
お茶屋さんや茶農家さんが集まって、試飲をさせてくれたり、新茶を販売するイベントです。
2日間開催されたのですが、最初の日は雨が降ったので、2日目に行きました。
昨年の様子はこちら
昨年出会った、コーヒー屋さんのPUPUAさんや、アガサッホの徳永さんはいらしておらず、残念でした^^;
今年はゆっくり見て回ったのですが、相変わらずレベルの高いお茶ばかり。
フライヤーには書かれていないのですが、ほとんどのお茶が無農薬をアピールしていました。
どれも無農薬で手間をかけていたりして、美味しいんですよ^^
岩茶房は相変わらず人がいっぱいで人気です。
日本での岩茶の第一人者、左能先生が岩茶のことを語ってくれるので、
岩茶ファンの人はもちろん、初めて岩茶に触れるっぽい人も熱心に聞き入っていました。
毎回茶葉を買いますが、岩茶房のお茶は間違いないですからね^^
ただ美味しいだけじゃなく、頭や目が痛い時に飲むとそれがほぐれる、薬効高いお茶です。
続いては台湾茶の販売をしている、浅黄屋津右衛門商店。
ここでは有機農法、手摘みの東方美人を販売していました。
台湾で、高さんという80歳を超える双子の姉妹が生産しているそうです。
これがまた上品で香り高い、まろやかなお茶に仕上がっていました!
無農薬だから、きちんとウンカが付くんでしょうね♪
(ウンカ:茶葉を噛んで、美味しい味を引き出してくれる虫のことです)
東方美人って当たり外れが大きいのですが、久しぶりに美味しい東方美人を飲ませていただきました^^
福寿山やGabaronというお茶も販売されていました。
こちらも東方美人に負けずと劣らず、素晴らしい茶葉でした。
土佐の国友茶園というところ。
こちらも無農薬のお茶、というより、野生のお茶です^^;
上のポスターに描かれているような深山に自生する山茶を
そのまま摘み取って釜炒りしたお茶なんだそうです。
そういわれるとなんだか元気良い感じのお茶で、
普通の緑茶とは違う香りが楽しめるお茶でしたね。
自然尊重、自然順応の農法を提唱する秀明自然農法という団体は、静岡、愛知、愛媛、京都の茶園で採れたお茶を持ってきてくれていました。
そこで煎茶を頂いていると、茶道をやっているらしき男性が横に・・・
ただのお客さんらしいのですが、素人でもわかるほど素晴らしい作法で、
そこの抹茶を頂いていました。
動きがきれいなんですよね^^
こういうジャパニーズビジネスマンがいたらかっこいいなあと思いながら見てたら、
その方がお茶をたてだして、そこの代表の方と一緒に僕も頂くことに(≧▽≦)
抹茶のべっとり感や渋みがなく、軽い口当たりで美味しかったです^^
茶筅でたくさん空気を含ませているからなのだと思いますが、
空気を含ませるということは、そのままだとしつこく残るような味が抑えられて、
ふわっとした味に変わるのだと思います。
そしてこれはチャイにも言えることだと思うので、
今度はチャイをそれでやってみようかな^^
(実際たてるのは難しいのですが^^;)
こちらの記事の最後の方にある、チャイを作っている写真のように、
高いところからチャイを落とすことは家では出来ないですからね^^;
ダージリン・フェスティバル 2011ジャパン に行ってきました
こういう気づきに出会えてラッキーでした。
自然農法で育てられたお茶を抹茶にして、
きちんとお茶のたてられる人にたててもらう機会はそうないですね♪
去年、もっとたくさん買って帰ればよかったと後悔した、宮崎茶房のお茶。
今年も来てくれていました^^
なぜあんなに香りが高いのか、聞いてみると、
台湾から中国茶の茶樹を植えたり、新しい品種があったらその研究をしたり、
いろいろと試行錯誤しているみたいですね^^
茶樹だけでなく、煎り具合を変えてみたりといった工夫もしているそうです。
目指すは岩茶なんだそうですが、話を聞いていると相当熱心に研究されているらしく、
楽しそうだったので将来がたのしみですね♪
そしてもちろん茶葉も購入♪
電話すれば追加で売ってくれるそうです^^v
他にも美味しいお茶がたくさんありましたが、とても紹介しきれません^^;
とにかくレベルの高いお茶ばかりで、いろいろな話が聞けるので、来年もぜひ開催してもらいたいですね♪