岩茶房から送られてきた京都吉田山大茶会のお誘いに行ってきました。
場所は出町柳の吉田神社。
大文字焼きの山の近くですね。
6月5日、6月6日にやっているイベントです。
朝から行ってきました^^

500年前、千利休が吉田神社で北野大茶会というのをやっていたらしく、
その21世紀版ということで開催されたようです。

せっかくの出町柳なので、その辺の美味しいパン屋などを巡りながら
ついで感覚で行ってみようと思って行ってみたのですが、
思った以上に面白かった♪
かなり刺激を受けましたね^^


全国からいろいろなお茶屋さんや茶農家さんが15店くらいやって来ていたのですが、どこも、無農薬は当たり前!という感じでした。
美味しいのはもちろん、値段が破格なものばかり!かなりお買い得でした^^v

このイベントは、お茶のことを広く知ってもらおうと企画されたイベントだったようで、
「儲け」のことをあまり考えていないんじゃないか?という感じです。
岩茶房の左能先生も相変わらず眼力がありました^^
お茶に興味のある方は、明日(6月6日)もあるので、行ってみると良いと思います。

そして、お茶以外にも面白い出会いがありました!

まずはレザーバッグアーティストの徳永恵さん。
アガサッホ(Agasajo)という自分のブランドを作っています。
中目黒の岩茶房近くにアトリエがあるようです。

お茶屋さんが茶芸をやっている横でなぜか?(岩茶房の左能先生に誘われたそうです。)
レザーバッグを展示していて、自分の作品のことをいろいろとお話をされていたのですが、そのかばんが

めちゃめちゃカッコよかった!

衝撃を受けましたね!これです。

アガサッホ

これは徳永さんが自分で7年くらい使っているレザーバッグだそうです。

革の話とか、イタリアの話とかいろいろと気さくにお話をしてくれて、
すんげぇこだわりを持っているのを感じました。

レザー物は育てていくことで味が出るものだということはわかるのですが、
徳永さんは、長年革に接してきただけあって、
触っただけで革の状態が解るそうですよ!
まさに、革のお医者さんですね!
それを、革との会話と呼んでいました。
素敵な表現ですね^^

レザーバッグをいつまでも良い状態を保つために、
最初の素材選びで、ナーバスになるほどシビアになって選んでいて、
選び抜い素材が工房に届いてから製作に入るそうです。
鎌倉に工房があって、製作中は電話にも出ないとか!
それだけ集中しているんです。
なので大量生産ではなく、ほぼ一点ものですよね。

さらには、ただ売るだけでなく、
作ったバッグと一緒に購入した方の写真も撮らせてもらって、
自分の作品の嫁ぎ先を記憶させてもらっているそうです。

そして、責任を持って御直しも受け付けているとのこと!
買ってもらった後も徳永さんがお医者さんにもなってくれるわけですね^^

アガサッホのサイトには、Old Collectionsというコンテンツがあるのですが、
これは実は、お客さんが現在進行形で使っているもの!

多分ですが、中目黒の岩茶房に通うマダム達がアガサッホの常連さんでもあるみたいなので、撮らせてもらっているんでしょうね^^

お客さんのところに自分の作品が渡ったあとも気にしてくれていて、
育てるということに非常に力を入れているんだなあと感じました。

俺は、有名ブランドというだけで物の価値もわからないのに買うということは嫌いなのですが、こういう、「ストーリー」のあるかばんを見せられると、かなり魅力を感じます。

一つのものを追いかけている人って、どういう分野であれ興味深いですね^^

かなり刺激的!熱い!

革好きのうちの嫁も絶賛していました^^
嫁もアガサッホでオリジナルのかばんを作ってもらえば絶対似合うし、大事に使うはずだ。
今度は中目黒のアトリエに行ってみるぞ~♪

長くなったので、続きはまた明日^^;