昨日、比叡山のもみじ祭りに行ったのですが、
その前に、そば通な方の間で口コミで広がっている、
近江神宮の神苑内にあるそば屋さん、「近江神宮善庵」「 宮そば 」というところに行ってみました。
宮そばは、普通のそば屋さんではありません。
基本的に予約していった方がよいでしょう。
予約しなくても食べれるのは、昼に出している1日限定15~20食の宮そばで、1500円です。
今回食べたのはこの1500円の 宮そば。
限定食ということで、行ったらなくなってたということがないように、
行く前に電話して取り置きしてもらいました^^
冬季限定で暖かい麺を用意していたので、
比叡山に登る前ということで今回は暖かい麺にしてもらいました。
頂いたのがこれです。
白いそば!こういうのは始めてみましたねヾ(@@;)ノ
そして弾力があって、そばの香りが広がります!超うめ~!
多分、暖かいのじゃなかったらもっとコシがあったんだろなあ。
蕎麦湯もとろとろで塩をして飲むとこれまた美味しい(´ρ`)
食べているところにご主人が表に出てきてくれて、そばに対する熱い話を語ってくれました^^
使っているそば粉は会津のそば粉で、しかも手打ちの十割そばです。
会津のそば粉は、国産の中でも最高級と言われているのですが、
それを十割でって、かなり手間がかかりますし、贅沢です。
使っている器も、江戸末期からある黒輪島で、
漆器の赤い色に合うように、そばは白いほどよいんだそうです。
値段の理由はそういうところにありますし、それだけ払っても食べる価値はありですね。
そばは普通、小麦粉を使ってつなげていきます。
小麦粉を使わないと、お湯にさらした時、ポツポツと丸くなるそうなんですね^^
小麦粉に入っている「グルテン」の力で、粉をつなげて麺状にするのが普通です。
でも、宮そばは小麦粉を使わず、水とそば粉のみでそばを打つんです。
それが十割そば。
つなぎを一切使用していない、100%そば粉ということですね^^
麺を打っている時、温度や湿度などで状態が変わります。
それを自分の手の感覚で調整して、最高の状態で出すのがそば職人。
それだけでもすごいのですが、さらに技術が必要なのは、長細く切ること。
頂いた暖かいそばは太麺だったのですが、
予約限定で出してもらえる水そばは、超細麺なんだそうです!
ソーメンくらいですかね!
ご主人が言うには、その細麺のそばを食べてもらいたかったそうなんです。
本当は今まで暖かいものは出していなかったそうなんですが、
今年から冬季限定で始めたんだそうです。
そばのことが無知だったわたくし、比叡山に登る前だからと暖かいものを予約してしまいましたが、それでも十分美味しかったですね!
今度は12月に獲れたてのそば粉が届くそうなので、12月に予約して水そばを食べに行かなければ!
そばも奥が深いですねヽ(´▽`)ノ
店舗情報
店名:近江神宮 善庵
場所:滋賀県大津市神宮町1番1号(近江神宮 神苑内)
定休日:毎週月曜日(月曜日が祭日及び近江神宮祭事日は営業)
URL:http://www.eonet.ne.jp/~poemu/index.html